会 長 あ い さ つ
西麗会会長 島ア 富夫(昭和45年卒)
西麗会会員の皆様、はじめまして。2022年度総会において、大熊幸雄前会長の後を受けて、第6代の西麗会会長に就任した島ア富夫と申します。伝統ある西麗会のまとめ役の立場に就任し、まさに身が引き締まる思いであります。微力ではありますが、西麗会の充実、発展のために全力を尽くして参りたいと思いますので、ご支援ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
母校というものは、見る者のその時の立場や思いによって異なった姿に見えるものです。
私が西高に通っていた昭和40年代の前半は、世界的にはベトナム戦争があり、川端康成氏がノーベル文学賞を受賞し、日本各地では若者が体制変革を求めて学生運動が盛んな時代でした。西高でも、私が高校3年の時に高校紛争が起こりました。まさに時代を象徴するような様々な事が起こっている時でも、私の青春時代を包み込んでくれる優しい母校の姿がありました。
卒業してから32年後、私は教頭として母校に着任しました。そこには、時代の変化に適応しきれないで、もがく母校の姿がありました。そして、西麗会会長として見る母校には、コロナ禍の時期においても、地域の信頼に応えていくために生徒の皆さんと教職員の方々が必死に努力する姿があります。
西麗会は、今後も、全力を挙げて母校の生徒さんと先生方を支援していきたいと思います。そのためには、財政的な基盤を整えることも必要になってきます。会員の皆様には、是非とも、西麗会へのご寄付を改めてお願いいたします。